この記事では、子供のマフラーが危ないと言われる理由について書いています。
「子供にマフラーを巻くのは危ないって聞いたけど、本当?」
「園ではマフラー禁止らしい。じゃあ首の防寒はどうすればいいの?」
寒くなってくると、こんなふうに迷いますよね。
私も5歳の娘と2歳の息子がいて、冬になるたびに首まわりの防寒をどうするか悩んできました。去年の冬、娘にマフラーを巻いて公園へ行ったとき、すべり台に向かう娘の首から端が長く垂れているのに気づいて、ヒヤッとしたことがあります。
そこで今回は子供のマフラーが危ないと言われる理由と、場面ごとの注意点・安全な使い方を、公的な資料をもとにまとめていきます。
結論:マフラーそのものが禁止されているわけではありませんが、垂れた端や巻いた輪が遊具・自転車・エレベーターのドアなどに引っかかり、首が締まるおそれがあります
遊ぶときや乗り物に乗るときは外す、端が垂れ下がらない防寒具を選ぶ、の2つを意識すると安心ですよ。
子供のマフラーが危ないと言われる理由

ここでは、子供のマフラーが危ないと言われる理由について解説します。
子供は大人より背が低く、動きも予想しにくいので、首に巻いたものが思わぬところに引っかかりやすいです。公的な資料でも、マフラーは遊ぶときに注意が必要なものとして挙げられています。
- 国土交通省の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」:遊具での事故につながる不適切な服装として「絡まりやすい紐のついた衣服やマフラー」を挙げている
- スポーツ庁(文部科学省)の幼児期の運動に関するガイドブック:すべり台の事故防止策として「マフラーやひものついた服装など、引っかかったり巻き付いたりする危険性のある服装では遊ばないように指導」と書かれている
- 日本エレベーター協会:マフラーなどひも状のものがドアに挟まれたまま動くと大事故のおそれがある、と注意している
マフラーそのものの事故ではありませんが、首まわりの布やひもが遊具に引っかかると、子供は自分で外せないことがあるという点は同じです。だからこそ、マフラーは「巻いて遊ばせない」が基本になります。
マフラーで気をつけたい場面と注意点
ここでは、子供がマフラーをしているときに気をつけたい場面について解説します。
危ないのは「マフラーをしていること」そのものより、マフラーをしたまま特定の場所で動くことです。場面ごとに見ていきましょう。
公園の遊具で遊ぶとき
いちばん気をつけたいのが、すべり台やジャングルジムなどの遊具です。手すりのすき間や突起にマフラーの端が引っかかると、滑り降りる勢いで首が締まるおそれがあります。
自治体の公園のお知らせでも「マフラーやひも付きの手袋はとらせる」と呼びかけている例があります。私も公園に着いたら、遊び始める前にマフラーを外してバッグにしまうのを習慣にしています。
自転車・三輪車・キックボードに乗るとき
垂れたマフラーの端が、車輪やチェーンに巻き込まれるおそれがあります。子供が自分で乗るときはもちろん、自転車の子ども乗せに乗せるときも、端が垂れないようにしましょう。
小学校によっては、車や自転車への巻き込みの危険を理由に、登下校でのマフラーを禁止し、ネックウォーマーだけ許可しているところもあります。
エレベーター・エスカレーターに乗るとき
エレベーターのドアにマフラーが挟まったまま動き出すと、大きな事故につながるおそれがあります。万が一挟まったときは、すぐに戸開ボタンを押しましょう。エスカレーターでも、衣類が巻き込まれないよう、端を垂らさないことが大切です。
抱っこ紐・ベビーカーのとき
赤ちゃんや小さい子をマフラーで防寒するのは避けたほうが安心です。端がベビーカーの車輪に近づいたり、抱っこ紐の中で顔にかかって口や鼻をふさいだりするおそれがあります。
2歳の息子をベビーカーに乗せるときは、マフラーは使わず、首まわりは短いネックウォーマー、足元はブランケットにしています。ブランケットの端が車輪に近づいていないかも、出発前に確認するようにしていますよ。
寝るとき・車のチャイルドシートに乗るとき
寝ているときや車のチャイルドシートでは、大人が子供の首まわりをずっと見ていることができません。眠る前やチャイルドシートに乗せる前には、マフラーやネックウォーマーを外しておきましょう。
子供のマフラーは何歳から使える?
ここでは、子供のマフラーを何歳から使っていいかについて解説します。
結論からいうと、「マフラーは何歳から」という公的な年齢の基準はありません。ネットでは「幼稚園から」「小学生から」などいろいろな意見がありますが、どれも目安や個人の考えです。
つまり、マフラーは規格で安全性が決められているものではないので、親が選び方と使い方で気をつける必要があります。年齢よりも、次のようなことができるかを目安にするといいですよ。
- 遊ぶ前・乗り物に乗る前に「マフラーを外す」約束を守れる
- 引っかかったときに、自分で外したり大人を呼んだりできる
- ほどけたマフラーを、歩きながら直そうとしない
我が家の場合、5歳の娘は公園でマフラーを外す約束を守れるようになってきましたが、2歳の息子にはまだ難しいので、息子はネックウォーマーだけにしています。
保育園・幼稚園・小学校でマフラーが禁止される理由
ここでは、園や学校でマフラーが禁止されることがある理由について解説します。
園や学校でマフラーを禁止している主な理由は、ここまで紹介した遊具や自転車への引っかかり・巻き込みの心配です。子供が大勢で遊ぶ場では、先生がひとりひとりのマフラーに目を配りきれないこともあります。
ただし、ルールは園や学校によって違います。マフラーは禁止でもネックウォーマーなら可というところもあれば、マフラーを使ってよいところもあります。ママ友の子が通う園では、登園時はマフラー可で、園庭で遊ぶときは外すルールだそうです。入園前や冬が近づいたら、園のルールを確認しておきましょう。
子供のマフラーを安全に使うためのポイント
ここでは、子供にマフラーを使うときに気をつけたいポイントについて解説します。
マフラーを使う場合は、次のポイントを守るだけで、引っかかりのリスクをぐっと減らせます。
- 長すぎない子供用のマフラーを選ぶ
- 端を長く垂らさず、首にぴったり巻いて上着の中に入れる
- 遊具で遊ぶとき・自転車やエレベーターに乗るときは外す
- フリンジ(房飾り)やボンボンなど、引っかかりやすい飾りが付いたものは避ける
娘には「公園に着いたら、マフラーはママに渡す」と毎回声をかけていました。何度か繰り返すうちに、今では自分から外して渡してくれるようになりましたよ。
マフラーの代わりになるネックウォーマーの選び方
ここでは、マフラーの代わりに使えるネックウォーマーの選び方について解説します。
首まわりの防寒には、筒状のネックウォーマーや、輪になったスヌードを選ぶ家庭が多いです。端が垂れ下がらない分、マフラーより引っかかりにくいのがメリットです。
- 調整用のひも・ボンボン・飾りひもが付いていない
- 首まわりに大きな輪ができず、ぴったりしたサイズ
- 子供が自分で着けたり外したりできる
- フード付きのものは、フードが引っかかることもあるので遊ぶときに注意する
後ろをスナップボタンで留めるタイプは、着脱がしやすく小さい子にも使いやすいです。それでも遊具で遊ぶときやエレベーターに乗るときは外す、という基本は同じだと考えておくと安心ですね。
マフラーの代わりにおすすめのネックウォーマー5選!ひもや飾りのないものを厳選

ここでは、マフラーの代わりにおすすめの子供用ネックウォーマーについて解説します。
対象年齢・素材・留め方・洗濯方法の違いもあわせてご紹介しますね。
THE NORTH FACE|リバーシブルコージーネックゲイター キッズ NNJ72500
| 対象年齢・サイズ | KF(適合頭周り53〜56cm) |
|---|---|
| 素材 | ナイロン100%(表)・ポリエステル100%(フリース面・中わた) |
| 留め方・形 | 後ろスナップボタン留め |
| 洗濯 | – |
- フリース面とナイロン面のリバーシブル
- 後ろのスナップボタンで着脱できる
『THE NORTH FACE リバーシブルコージーネックゲイター キッズ』は、後ろのスナップボタンで開け閉めできる、中わた入りのリバーシブルネックウォーマーです。
重さは約35gと軽く、ひもや飾りが付いていないシンプルなデザインです。
着脱しやすさと暖かさを両立したい人にです。
一方で、サイズはKFの1展開で、適合頭周りは53〜56cmです。小さい子には大きいこともあるので、頭周りを測ってから選びましょう。洗濯方法は製品の洗濯表示で確認してください。
■こんな人におすすめ
- 頭からかぶるタイプを嫌がる子
- 風の強い日の防寒をしっかりしたい人
THE NORTH FACE
THE NORTH FACE リバーシブルコージーネックゲイター キッズ NNJ72500
モンベル|シャミース スナップネックゲーター Kid’s 1119130
| 対象年齢・サイズ | キッズフリー(頭周り51〜54cm) |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル(シャミース) |
| 留め方・形 | スナップボタン留め |
| 洗濯 | 洗濯機可(30℃・弱水流) |
- 約26gの薄手で軽い
- スナップボタンで帽子をかぶったままでも着脱しやすい
『モンベル シャミース スナップネックゲーター キッズ』は、スナップボタンで開け閉めできる、薄手で軽いフリースのネックゲーターです。
鼻まで覆える長さがありますが、小さい子に使うときは口や鼻をふさがない位置で使いましょう。
外して持ち歩きやすい軽さを重視するならです。
ただし薄手なので、真冬の寒い日は暖かさが物足りないかもしれません。
■こんな人におすすめ
- 軽くてかさばらないものが欲しい人
- 洗濯機で気軽に洗いたい人
モンベル シャミース スナップネックゲーター Kid's 1119130
ミキハウス|ネックウォーマー 13-7702-574
| 対象年齢・サイズ | フリー(3〜10歳) |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル(裏起毛) |
| 留め方・形 | 筒型(かぶるタイプ) |
| 洗濯 | 洗濯機可(40℃・弱水流) |
- 防風素材と裏起毛で暖かい
- ハリのある素材で首元にフィット
『ミキハウス ネックウォーマー 13-7702-574』は、防風素材に裏起毛を合わせた、筒型のキッズ用ネックウォーマーです。
対象年齢は3〜10歳とされていて、幼児から小学生まで長く使えます。
自分で着脱できる年齢の子にちょうどいい筒型です。
一方で、プリント部分は熱で傷みやすく、毛玉ができることもあると公式でも注意されています。洗濯表示に沿ってお手入れしましょう。
■こんな人におすすめ
- 自分で着け外ししてほしい幼児〜小学生
- 風の冷たい日も暖かく過ごしたい人
ミキハウス ネックウォーマー 13-7702-574
ファミリア|ネックウォーマー 512531
| 対象年齢・サイズ | ワンサイズ(丈11cm・巾23cm) |
|---|---|
| 素材 | 毛100%(表)・ポリエステル100%(裏ボア) |
| 留め方・形 | ボタン留め |
| 洗濯 | 手洗い可(30℃) |
- ウールのケーブル編みに裏ボア
- ボタンで着け外ししやすい
『ファミリア ネックウォーマー 512531』は、ウールのケーブル編みに裏ボアを合わせた、ボタンで留めるネックウォーマーです。
贈り物としても選ばれることが多いブランドで、プレゼントを探している人の候補にもなります。
お出かけや贈り物にも選びやすい上品なデザインです。
ただし価格は高めで、お手入れは手洗いのみです。毎日ガシガシ使うより、お出かけ用として考えるのがいいかもしれません。
■こんな人におすすめ
- お出かけ用にきちんとしたものを選びたい人
- ギフトを探している人
ファミリア ネックウォーマー 512531
西松屋|ボアネックウォーマー 200550259
| 対象年齢・サイズ | フリー(横23.5cm・幅13cm) |
|---|---|
| 素材 | ポリエステル100%(ボア) |
| 留め方・形 | 筒型(かぶるタイプ) |
| 洗濯 | 洗濯可(ネット使用) |
- 手頃な価格のボア素材
- 無地で服に合わせやすい
『西松屋 ボアネックウォーマー』は、ふんわりしたボア素材の、シンプルな筒型ネックウォーマーです。
洗濯ネットに入れれば洗濯できるので、汚れても気軽に洗えます。
気軽に買い足せる、手頃な価格のボアタイプです。
一方で、色落ちするおそれがあるので、ほかの物と一緒に長くつけ置きしないよう注意しましょう。販売は西松屋の店舗や公式オンラインストアが中心です。
■こんな人におすすめ
- 洗い替え用に何枚かそろえたい人
- まずは手頃な価格で試したい人
西松屋 ボアネックウォーマー 200550259
子供のマフラーに関するよくある質問
最後に、子供のマフラーについてよくある質問をまとめました。
- 子供のマフラーは何歳から使っていいですか?
-
公的な年齢の基準はありません。年齢よりも、遊ぶ前にマフラーを外す約束を守れるか、引っかかったときに自分で外せるかを目安に考えましょう。小さいうちは、端が垂れ下がらないネックウォーマーにしておくと安心です。
- ネックウォーマーやスヌードなら安全ですか?
-
端が垂れ下がらない分、マフラーより引っかかりにくいですが、絶対に安全とはいえません。ひもやボンボンが付いていないもの、首まわりにぴったりしたものを選び、遊具で遊ぶときは外すようにしましょう。
- 保育園でマフラーが禁止されるのはなぜですか?
-
遊具や自転車などに引っかかったり巻き込まれたりするおそれがあるためです。ルールは園によって違い、ネックウォーマーなら使えるところもあるので、園に確認してみてください。
- 赤ちゃんに抱っこ紐やベビーカーでマフラーを使ってもいいですか?
-
おすすめしません。マフラーの端が車輪に巻き込まれたり、顔にかかって口や鼻をふさいだりするおそれがあります。赤ちゃんの防寒は、抱っこ紐用の防寒ケープやベビーカー用のフットマフなど、それぞれの取扱説明書に沿った方法で行いましょう。
まとめ
今回は、子供のマフラーが危ないと言われる理由と、安全な使い方をご紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
- マフラーの端や輪が、遊具・自転車・エレベーターのドアなどに引っかかるおそれがある
- 遊ぶときや乗り物に乗るときは外す。何歳からという公的な基準はない
- 代わりの防寒具は、ひもや飾りがなく首にぴったりしたものを選ぶ
首まわりを温かくしてあげたい気持ちと、安全に遊ばせたい気持ちはどちらも大切です。場面に合わせて着けたり外したりしながら、冬のおでかけを楽しんでくださいね。


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